秋の行楽シーズンで今年急激に増えているのが山岳遭難です。
9月以降に山梨県内で確認された山岳遭難は去年の2倍で、警察は体力にあった計画を立てるよう呼びかけています。

9月1日から10月10日までに県内で確認された山岳遭難は31件で、4人が亡くなっています。
件数・死者ともに去年の同じ時期の2倍に上ります。

今年は新型コロナの行動制限がないことから登山者は増加傾向で、これに伴って山岳遭難が増えています。

県外からの登山者がおよそ8割を占め、1人で登山し遭難するケースが目立っています。



山梨県警 地域課 窪田栄明次席:
秋になりますと、落ち葉等により道、登山道が分からなくなる。また、滑りやすいですから転落や滑落また転倒などの事故、山岳遭難が発生する危険が潜んでいる。自分の体力に応じた計画を立てて、単独登山はやめていただきたい。

警察は日没が早まることもあり、ヘッドライトの装備や万が一、遭難した時に備えて食料や水も十分に確保して登山するよう呼びかけています。







