7日の寒さは、この時期としては珍しいのでしょうか?JR甲府駅前の米津さん、お願いします。
米津龍一気象予報士:
はい、甲府市内この時間も上着が必要な、それぐらいの肌寒さとなっています。で、この寒さなんですけれども、実はこの時期としてはかなり珍しいんです。

米津気象予報士:
10月上旬としては、甲府ではこのまま気温が上がらなければ、なんと68年ぶり、そして河口湖に関しては、66年ぶりの寒さとなりそうなんですね。では、なぜここまで気温が低くなったかっていうのを天気図で説明してきます。

米津気象予報士:
① まず、今日は日本の南、南岸低気圧が進んできています。この影響で曇りや雨ということになっているんですね。
② さらにオホーツク海から、冷たく湿った空気、これが流れこんできておりまして、これにより雲ができやすくなっています。
③ さらに、この時期としては上空に強い寒気が居座っていること、この三点セットで今日は気温が上がらなかったんです。

米津気象予報士:
で、明日に関してはどうなるかというと、その低気圧と高気圧とともに、日本の東へと離れていく予想となっております。さらには、日本の西から今度は高気圧が近づいてくる予想となっておりますので、これによって明日は晴れ間があって、寒さが解消する見込みです。

米津気象予報士:
ではこの三連休の最高気温はどうなるのか見ていきますと、明日は今日と比べて8度から9度ほど高くなる予想となっております。そしてこの三連休は、今日ほどの寒さはないというふうに予想しています。