山梨県は、10月から大規模接種会場で使用するワクチンを、オミクロン株対応のものに切り替える事を明らかにしました。
一方、子どもへのワクチンの接種は低迷していて、動画による啓発や保護者への説明会などを行うとしています。
県はイオンモール甲府昭和で大規模接種を行っていて、3日の県議会で10月7日の接種からオミクロン株対応ワクチンへと切り替える事を明らかにしました。
3回目以降の人が対象で、1日300人を上限に予約不要、無料で受け付けるとしています。

一方、9月から予防接種法上の努力義務となった5歳から11歳の子どもへの接種について、県内では接種率が2割程度にとどまっている事も明らかとなりました。

県が6月におよそ1000人の保護者に行ったアンケートでは、およそ2割が接種させたくないと回答していて、ワクチンの安全性や信頼性、副反応に対する不安などが理由として挙げられています。

このため、県では接種のメリットなどについて動画を作成するほか、学校長に保護者向けの説明会を設けるよう求めるなど、接種の機運を高めていくとしています。








