7日から入国者の上限が引き上げられるなど水際対策が緩和されました。

富士河口湖町のホテルからは外国人観光客の回復に期待の声が上がっています。

今回の水際対策の緩和では1日当たりの入国者の上限がこれまでの2万人から5万人に引き上げられ、観光目的の外国人の添乗員なしのツアーも認められます。


富士河口湖町にある富士レークホテルではコロナ禍前、海外からの宿泊客が全体のおよそ3割を占めていましたが、現在はほとんどいない状態で、回復に期待を寄せています。


富士レークホテル 井出泰済 社長:
インバウンドの業者さんとかから問い合わせは入っていますけど、これからというところでしょうか。
この2年半の間インバウンドのほとんど来ていただけなかったので国の方で制限の緩和していただけるのは期待はすごくしています。


河口湖周辺のホテルや旅館に宿泊していた外国人観光客は個人旅行が多いことから今回、添乗員のいないツアーが認められたことや円安がプラスに働くといいます。


一方で、入国の上限を撤廃している国もあるため海外からの観光客が以前の状態に戻るのか不安が残ります。

井出泰済 社長:
私たち観光施設・宿泊施設はインバウンドが全く来なくなってしまったので本当にインバウンド戻ってきてくれるのかなという正直心配はあります。


ホテルでは基本的な感染対策を徹底して迎える準備を進めるということです。