県では、食中毒の原因となる毒キノコは食用キノコと区別のつきにくいクサウラベニタケ、ツキヨタケなどが多くを占め、毒キノコか食用キノコかを見分けるには十分な知識と経験が必要なため、安易に食べることはやめるよう注意を呼びかけています。

ツキヨタケ(毒)
キシメジ科ツキヨタケ属
発生:夏~秋 ブナなどの立ち枯れ木、切り株に重なって生える
かさ:大型(10~20cm)、半円形で茶色から紫色を帯びる
柄:太くて短い
症状:食後30分~1時間でおう吐、下痢、腹痛

・ツキヨタケは中毒例が多い毒キノコのひとつです
・食用のムキタケ、ヒラタケ、シイタケなどの立ち木に生えるキノコと間違えられます。

<ツキヨタケの特徴>
1.キノコを縦に裂き、柄の部分に褐色のシミがあります。
2.キノコの裏側(ヒダ面)の柄の付け根にリング状の隆起帯があります。
これらの特徴が見られたら食べてはいけません。