間もなく新学期がはじまりますが、人気ゲームソフト「桃太郎電鉄」を使ったユニークな授業が好評で、県内の小学校でも導入されています。

甲府市の駿台甲府小学校の教室です。



新年度の授業の進め方の打ち合わせで、教員たちがタブレットでプレイしているのは、人気ゲーム「桃太郎電鉄」です。

これは教材用として開発されたもので、コナミデジタルエンタテインメントは昨年度、全国の小学校の20%にあたる約4000校に無償で提供しました。

桃太郎電鉄は全国各地の駅をスゴロク形式で回るゲームで、都道府県の位置や地域の特産品を覚えるきっかけにもなります。

駿台甲府小は去年、3年生の社会で桃太郎電鉄の授業を取り入れた結果

駿台甲府小学校教諭 目黒太平さん:
「47都道府県の名前のテストで覚えもとても良く、漢字の読みや書きも成績が上がった」

このように大好評だったことから今年度も「桃鉄授業」を行うことを決ました。


目黒さん:
「子どもが楽しく学べることが一番だと思うので、桃太郎電鉄を始め楽しく学べるものがあれば積極的に活動していきたい」

駿台甲府小はゲームをするだけでなく、全国各地の観光スポットや特産物を地図やワークシートにまとめる形で桃鉄授業を行なうことにしています。