新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、学校は夏休みに入っています。
共働き世帯などの児童を預かる放課後児童クラブでは、運営を続けるため感染対策に神経をとがらせています。

南アルプス市にある白根東児童クラブです。
通常は平日の下校時間から午後7時までの開設ですが、夏休み期間は日曜と祝日以外午前8時から午後7時まで受け入れています。

大塚郁弥記者:
こちらの児童クラブではでは感染対策のため、お弁当を静かに同じ方向を向いて食べています。
黙々と弁当を食べる子どもたち。

新型コロナの感染対策として昼は「黙食」で対応しています。
南アルプス市子育て支援課 岩間誠リーダー:
こちら、健康チェックカードでございまして、夏休み中毎日ですね、朝体温を測っていただきまして記入してもらっています。

夏休み期間中、子どもたちの毎日の健康状態を確認しているほか、施設に入るときの検温や手の消毒といった基本的な対策を徹底しています。

さらにエアコンをつけながら常に窓を開けて換気しています。

南アルプス市は7月19日、感染拡大を受け室内の人の密度を高めないよう保護者に対して、できる限り児童クラブを利用せず、家庭などで対応してほしいと協力を呼びかけました。

そのためこちらでは通常80人が利用していますが、今は1日35人ほどとなっています。

岩間誠リーダー:
子育て世帯を助ける意味でも何とか児童クラブを運営を行いましてそういった世帯を助けていきたいと。そういう思いで感染対策を徹底して実施をしております。


子どもを預かる場所がなくならないように。
放課後児童クラブは運営を続けるために感染対策に神経をとがらせています。