山口県萩市の小学校で11日、恒例の書き初め大会があり、新年を迎えた児童が気持ちを新たにしました。

萩市の椿西小学校では毎年、年の初めに校内で書き初め大会を開いています。指導するのは、石田恭二校長。書道家で、師範の免許を持っています。

題は「友だち」。書き初め用の条幅紙に筆を走らせます。ほとんどの児童が、長い紙に字を書くのは初めてです。静かな心で集中して、気持ちを新たにしていました。

今年の縁起のいい方向「恵方」は東北東。児童たちは、昔から書き初めに伝わる伝統にならい、恵方を向いて書いていきます。

書き初めをした3年生
「長い紙に書く感覚がよく分かったし、今まで以上にきれいに書けたと思います」
別の児童
「バランスがこじれるときたなくなってしまうから、きれいに出来るか心配だったしちょっと難しかった」
石田恭二校長
「床の上で姿勢を正しくして書く、そして1枚をきちんと見て書くということが心を清らかに書けるということがいいことだと思います」

学校の廊下や玄関には、石田校長が筆で書いたメッセージが掲示されています。

前任校から続けて8年。学校のある日は休むことなく、毎日違うことばを考えて掲示しています。「心のサプリ」としてたくさんのことばが子どもたちの心に響いています。

石田校長
「校長先生はこんなこと考えているのかなということを考えて、一日を過ごしてくれたらいいなと思います。そして筆字を見て、こういう言葉を見るということで、子どもが心が豊かになればいいなといつも思っています」
3年生の児童
「落ち込んだときとかに、よく励みになってうれしいです」
6年生の児童
「きょうもがんばろうって思います」
別の児童
「人として大切なことが書いてあって、これを見てそこを直そうと思ったり修正とかしようと思う」

石田校長の“心のサプリ”は学校のホームページに掲載されています。