もうすぐ七夕、みなさん何をお願いするか決まりましたか?
山口県周南市の図書館では願い事をかなえるためのあるユニークな取り組みをしているんです。

安達誠アナウンサー
「周南市立中央図書館にやってきました七夕というと願い事を書いた短冊をささの葉に飾るのが一般的ですが、ここの短冊はひと味違うんですそれが、この回収箱に投かんすることで願い事がかなうかもしれないと言われているんです」

5年前から始まった、この企画。
まず回収箱に短冊を投かんをするという、なんとも不思議な取り組みです。

去年はおよそ180の短冊が投かんされるほどの人気を見せましたが、なぜ願い事がかなうかもしれないと言われているのか。

安達アナウンサー
「願い事を1つ1つ見ていきますと宇宙飛行士になりたい、すてきな夢ですよね、その下を見てみますとこちら、本のタイトルです、図書館の職員が願い事に役立つ本を選んでくれるということなんです」

職員が1日から2日かけてたくさんの本の中から選んでくれています。

ただ祈るのではなく、本を通して願い事を後押しするという図書館ならではの七夕企画です。

せっかくの機会ということで安達アナも願い事を…「クールでかっこいい男になりたい」

果たしてこんな願いに役立つ本はあるんでしょうか。

特別にその場で職員に探してもらいました。

職員「こちらの本などいかがでしょうか」

安達アナ「織田信長?どうしてこれを?」
職員「私の中でクールでかっこいい男性ということで織田信長のようになって頂くのはどうかと」

選ばれたのはまさかの織田信長の伝記!センスもいいですよね。

ちなみになぜ「かなうかもしれない」と表現されているのかを聞いてみると・・・。

周南市立図書館 弥益沙緒 係長
「こちらの勝手な解釈で見つけている本もあるので、ピントがずれることもあったりするのでそこは控えめにかもしれないという風にさせて頂いています」


願い事の成就に一歩近づくために本を読んでみるのもいいかもしれません。