4年ぶりの国際交流「復活」です。
新型コロナの影響で中断されていた山口県立大学の「グローバル学生交流事業」が再開され、中国と韓国の大学生20人が県立大にやってきました。

県立大を訪れたのは、県立大と学術交流協定を結んでいる中国の曲阜師範大学と韓国の慶南大学校の学生ら22人です。

この交流事業は、1990年代後半に始まったもので3週間をかけて、お互いに異国の文化やことばを学びます。

今回で21回目ですが、新型コロナで2019年を最後に中断していました。

4年ぶりの訪問を県立大の学生や職員などが歓迎しました。

韓国からの学生
「(歓迎されて)本当に嬉しいです。感動します」「私も嬉しいです。好き」

「ちょっと歓迎が多すぎて、私ちょっと照れます」

中国からの学生
「山口県の風景はとてもきれいです。そこの人がとても優しいです」

活動の拠点となるキャンパスを県立大の学生が案内しました。

韓国から「(キャンパスが)めっちゃきれい、大きい。すごいです」

中国から「日本の花火大会を見に行きたいと思います」
「日本語を勉強して日本文化を体験して山口県の料理を食べたいです」

24年前、この事業に参加し、今回は引率で参加した中国の宋教授も4年ぶりの交流に期待しています。

中国から引率の宋教授(1999年に留学生として参加)
「コロナのことで大変ということで、なかなか来られないということもあり、せっかくのチャンスですから、学生さんと一緒にね、この交流の機会を大切にしていきたいと思いますね」

留学生たちは、7月14日まで、県立大の学生と一緒に講義を受けたり、県内で日本文化に触れたりする予定です。

山口県立大学 栫建次 学生部国際交流部門長
「学生にとっても、国際交流もできますので、今すごくいい状態になっていますね」

県立大学生
「久しぶりにちゃんと対面でやる交流だったので、すごく緊張しています。緊張したんですけど、留学生の方がにこにこ笑顔で聞いてくださって、すごく嬉しかったです」