全国の児童・生徒が発明した作品の中で最も優れた賞に選ばれた宇部市の中学生が、受賞を知事に報告しました。

報告したのは宇部市の藤山中学校3年の山根康輔さんです。
全日本学生児童発明くふう展で入賞作品157点から全国1位にあたる「恩賜記念賞」を受賞しました。

去年、夏休みの自由研究の課題として360度自由自在に動かせる「オムクロタイヤ」を発明しました。
タイヤでも無限軌道のクローラーでもないこの世になかった新しい車輪です。
なめらかな動きができ、段差などにも対応できるということです。

村岡知事は「斬新で目的も世の中のために役立っていて、これからの活躍に期待したい」とたたえました。

宇部市立藤山中学校・山根康輔さん(3年)「まだこの世に今までにない新しい物を作るってことをテーマに考えました。これからも目に見える動く物などを作っていきたい」

山根さんは、今後、災害時の救助活動や福祉の場面で活躍させたいと話していました。