子どもたちが放課後を一緒に過ごす児童クラブで、学年末のお別れ会がありました。テーマは「食」を学ぶことですが、かなり豪華な会になりました。

山口市、大歳小学校の児童クラブ「さわやか学級」で行われたのは、魚の解体ショーです。市内の料理店「いちやなぎ」の料理人が、素早く魚をさばいていきます。
初めて見る職人の技に児童たちも興味津々。

児童たちは1年間、日本地図を覚えたり、各地の名産品を食べたりして、「食」について学んできました。お別れ会のきょうはその集大成。「山口を食べちゃろう」をテーマに、県内のおいしい物を食べます。

萩産のタイをはじめとした刺身や、天ぷらなどからそれぞれが好きな具材を選んで、オリジナル丼を作ります。今年でクラブを卒業する3年生も職人になりきって手伝い、豪華な丼が完成しました。いよいよ実食です。

山口の海の幸を満足そうにほおばりました。
3年生:「おいしい。さばくはやさがかっこよかった」
2年生:「口の中で味がじわっと広がり、すごくおいしかった。自分も魚をさばいてみたくなった」
魚をさばくところを初めて見たという児童も多かったようです。
いちやなぎ・一柳達也代表取締役:「命をいただくことを伝えていくのが、すごく大事だと思っていて、魚がどんな状態で海で泳いでいて、それが料理になっていくところをしっかり見せるのが今回の大きなテーマだったと思います」

お別れ会ということで恒例の餅まきも!

「さわやか学級」に通う児童は約160人。スペシャルゲストに山口県のマスコットキャラクター「ちょるる」も登場し、子どもたちは一緒に過ごす最後のひとときを楽しんでいました。













