山口県周南市の徳山動物園では、ある動物の赤ちゃん3匹が生まれ、展示が始まっています。それぞれの名前は「ちくわ、しらたき、がんも」です。

中澤樹・記者:「決して、おでんの具材が展示されている訳ではありません。こちら見てください!コツメカワウソのかわいらしい子どもです」

2022年12月に、メス2匹、オス1匹が生まれました。名前は動物園の職員が決めた3つ候補の中から来場者による投票で決まりました。

3月13日までの1週間の投票の結果、冬に生まれたことで、温かい“おでん”にちなみ「ちくわ、しらたき、がんも」が1位となりました。

ちなみに他の名前の候補は、2位「ぴん、ぽん、ぱん」3位「パンジー、ビオラ、デイジー」でした。

3匹は、飼育員からもらった朝ご飯の小アジをおいしそうにほおばり、親の2匹と一緒に水遊びを楽しむなど、さっそく愛くるしい姿を見せました。

訪れた親子:「ふだん見る機会がないので、新鮮だった」「かわいらしくて癒やされます」

コツメカワウソ担当・徳山動物園 大内珠里さん:「泳ぎの練習をしたり、えさを自分で取ってみたり、両親も子どもたちを一生懸命お世話するなど、子育てや成長の姿というのは、本当に今しか見られないものですので、みなさんにしっかり見ていただきたいなと思います」

名前も決まり、これからも多くの人に癒やしを与えてくれそうです。