大学生の就職活動もコロナ前に戻りつつあります。地元企業の魅力を知ってもらおうと、大学生などが企業を訪問するバスツアーが14日、山口市でありました。このバスツアーは山口市や防府市など7つの市町の実行委員会が計画したもので、学生7人が参加しました。この日は3社を見学し、このうち山口市でシステム開発や広告を手がけるコアでは、仕事内容などについて説明を受けました。学生は社内を見て回り、職場の雰囲気を肌で感じていました。

参加した学生
「私はIターン就職を目指してて、埼玉出身なんですけど、実際に訪れてみて、企業の雰囲気とか知ることができました」
別の学生
「現地に実際見てみるっていうことで、自分が将来働く姿をイメージしやすくなるというのがあるので、やっぱそこはメリットかなと感じてはいます」

地元企業の魅力を紹介するツアーは毎年行われていますが、新型コロナの影響で去年はオンラインでの実施となりました。

コア 柴崎敏紀副社長
「企業の生の声を聞けるというのはやはりいいことだと思いますのでこういう時代がですね、引き続きまた復活してくればいいなと思います」
山口市定住促進課 中村紀幸さん
「山口市にはとても魅力的な企業がたくさんあるので、学生さんが本当にみんな真剣に聞いてくれていただいて、とてもいいバスツアーになったと思います」

2年ぶりに再開した企業訪問。学生は企業や社員に直接触れることで、将来の仕事を深く考える機会となったようです。