3月13日からマスクの着用が個人の判断になることを踏まえて、山口県は国に従い、着用については個人の選択を尊重し、個人の判断に委ねることを基本とするという方針を示しました。ただし医療機関や高齢者施設など、マスクが効果的な場面では着用を推奨していきます。学校では年度内は従来通りの対策を継続し、4月1日から緩和していく方針です。また事業者は業種別のガイドラインを踏まえて、対策するよう呼びかけます。県の職員に対しては、基本的に職員の判断に委ねますが、来客対応や出張時にはマスク着用を推奨します。

村岡嗣政・県知事「マスクを外すというのは非常にシンボリックなことですし、コロナ前の元の日常、本当に、皆さんがいろんな表情をお互いに交わしながら日常を送ることが取り戻せる、大変大きな一歩だと思いますので、私としては本当に歓迎したいと思います」

村岡知事は社会に浸透することを期待しているとした上で「個々の判断を尊重するよう配慮してほしい」と呼びかけました。