コロナ禍でアルバイトができないなど厳しい状況にある大学生を支援しようと、県立大学で「フードパントリー」が行われました。
関谷名加アナウンサー:「フードパントリーとは、様々な理由で困っている人に無料で日用品や食料を配る活動のことです。こちら県立大学の1階ラウンジでは学生が続々と集まってきています」
インスタントラーメンやパスタ、菓子などの食品10品とお米、生理用品が、事前に申し込んだ学生100人に配布されました。
フードパントリーは、子どもの貧困問題に取り組む、NPO法人山口せわやきネットワークこども明日花プロジェクトが2021年から実施しています。

NPO法人山口せわやきネットワークこども明日花プロジェクト・児玉頼幸代表:「いろんなニュースでも、学生が大変だっていうことをお聞きしてまして、皆さん喜んで受け取ってくださったので、今回もまだまだコロナ続いてますので応援できればと思っています」
長引くコロナ禍で、アルバイトや仕送りが減っている学生を支援するのが目的です。
岡山県出身・2年生:「一時期はアルバイトとかも減って、何もしてない期間があったので、こういうのをやってもらえると本当に助かります」
兵庫県出身・1年生「フードパントリーって聞いたので、なんかパンをもらえるのかなと思ってたんですよ。そしたら結構すごくいっぱい、種類いろんな食品をもらえて、すごくありがたいなって思ってます」
配布は2024年も行う予定です。