フグはえなわ漁発祥の地とされる山口県周南市の粭島で6日、地元の子どもたちがトラフグの稚魚を放流しました。

参加したのは、鼓南小・中学校の児童と生徒13人です。

放流の前に子どもたちは、砂浜を掃除しました。

下松市栽培漁業センターで今年5月から育てられたトラフグの稚魚は、体長12センチから15センチほどです。

放流される稚魚は2000匹。参加者は、バケツリレーで砂浜まで運びます。波打ち際に立ち、ゆっくりとバケツを返して稚魚を海に放流しました。

生徒
「おいしくなって帰ってきてね」

子どもたちが参加する放流事業は、市や県漁協などが1996年から続けているものです。

児童
「フグがとてもかわいくて、楽しかったです」

生徒
「大きくなって、おいしくなって、成長してほしいです」

生徒
「放流は、地域のためになっていいことだと思います」

粭島は、フグはえなわ漁の発祥の地とされ、フグ漁が盛んな地域です。

しかし、漁業者の高齢化や燃料の高騰などで漁をする船の数も減っているといいます。

放流された稚魚は、この冬には、漁獲可能な30センチほどの大きさまで成長するということです。