山口県上関町の中間貯蔵施設の建設計画を巡る問題です。町議会の総務文教委員会は5日、自然への影響の再調査を中国電力に申し入れるよう住民団体が求めた請願を不採択としました。

請願は先月、計画に反対する住民団体「上関の自然を守る会」が町議会に提出したものです。

計画を巡っては去年8月、中国電力が中間貯蔵施設の建設は可能とする調査結果を町に報告しました。守る会は「自然への影響が考慮されていない」などとして、町議会に再調査を求めるよう請願していました。

請願は町議会の総務文教委員会で非公開で審議されました。委員からは「調査結果に不安感を抱いている町民もいる」「中国電力は状況に応じて環境に対応していくとしている」などの意見が出たということです。

採決の結果、賛成、反対がともに2人で委員長裁決で不採択にすべきものとなりました。

上関町議会 総務文教委員会 柏田真一 委員長
「中国電力も状況に応じてそういうこと(環境影響調査)について対応していくとコメントしていますので今、議会の方からそれを申し入れる必要はないと判断をしました」

委員会の審議については守る会が公開を求める要請を出していましたが、これまでどおり非公開でした。