広島県の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたことを受けて、県は県内すべての養鶏場への立ち入り検査を実施することにしました。

対策連絡会議で今後の対応を協議しました。
広島県では、16日養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザの感染が確認され、この養鶏場で飼育されているおよそ12万羽が殺処分されました。会議では、100羽以上飼育されている県内85の養鶏場などに立ち入り検査を実施し、野鳥の侵入防止対策や消毒の実施を徹底することを決めました。

また、今月20日から鶏舎の周りや農場に、ウイルスを死滅させる消毒作業が行われます。

山口県畜産振興課 小川賀雄課長

「万が一発生した場合も対応に遺漏がないように緊張感を持って対応していきたいと考えています」

県によると、これまでのところ県内の養鶏場で異常は確認されていないということです。