知的障害のある選手が参加する陸上競技の世界大会で2冠を達成した日本製鉄山口の高山侑大選手が25日、周南市長に喜びの報告をしました。

山口県周南市役所を訪ねたのは、山口市出身で日本製鉄山口陸上競技部の高山侑大選手です。

高山選手は10月、オーストラリアのブリスベンで開かれた知的障害者の世界陸上大会で5000メートルと10000メートルの2種目で金メダルを獲得しました。大会への出場は3度目で、おととしは10000メートルで金、去年はハーフマラソンで銀メダルを獲得しています。その後、別の大会で記録を更新し現在、ハーフマラソンの世界記録保持者です。

日本製鉄山口陸上競技部 高山侑大選手(25)
「5000mと10000mで2冠できてすごくうれしいです。山口県のみんなからすごい選手だなと思えるような選手になりたいです」

高山選手は12月に防府読売マラソン、来年2月には山口市で開かれる全日本実業団ハーフマラソンに出場する予定です。