ロシアとの戦争状態にあるウクライナの違った側面が見えたようです。山口県岩国市の中学生が7日、ウクライナの留学生から文化や平和について学びました。

高森みどり中学校を訪れたのは、日本経済大学のウクライナ人留学生、ヴァウルク・ソフィアさんとマルティン・マルタさんです。
ロシア語や東欧文化が専門の日本経済大学・松崎進一准教授が、クイズ形式でウクライナの歴史や現在の生活について説明しました。
松崎さんは「ロシアとの戦争が長期化し、不安や恐怖の中日常を精いっぱい生きているウクライナの人たちのことを自分事として捉えてみてほしい」と締めくくりました。
ソフィアさんとマルタさんは流ちょうな日本語で、自分たちの国の祭りや風習、日本との共通点などについて話しました。
ヴァウルク・ソフィアさん
「日本の漫画やアニメはウクライナの若者の間でとても人気です。アニメや漫画のキャラクターに変身して楽しむ人が増えています」

生徒たちは日本で好きな食べ物のことや行ってみたい場所、ウクライナで人気のスポーツなど2人に質問しました。
生徒
「ニュースでしかウクライナの戦争のこととかを知らなかったんですけど、自分たちの今ある生活が本当に大切なものなんだなというのを実感しました」
「自分たちができることっていうのは、なにか大きな事ではないけど、きょうしてもらった話を広めていくっていうことが僕たちにできる唯一のことじゃないのかなって考えます」
学校では今後もウクライナとの交流を続けたいとしています。













