山口県上関町の中間貯蔵施設建設計画に反対する団体が7日、県に対し建設しないよう求める申し入れ書を提出しました。

申し入れをしたのは、「上関原発」建設計画に反対する2市4町議会議員連盟など3つの団体です。
中国電力は8月に、中間貯蔵施設の建設は可能という調査結果を上関町に伝えました。
申し入れでは、活断層などを含めた地盤や環境面の調査が不十分などとして、建設に反対するよう求めました。
県の担当者は「県として見解や対応を申し上げる状況にない」と説明し、「申し入れの内容や意見は知事に報告し、庁内で情報共有したい」と述べ、質疑には応じませんでした。
その後、3団体は県庁で会見し、県の対応を批判した上で「県民の声を聞き建設に反対してほしい」と訴えました。
「上関原発」建設計画に反対する2市4町議会議員連盟 中川隆志 会長
「県民にどれだけ寄り添っているか、特に不安を持っている県民に対して、それは一切伺えなかったですね。非常に残念です」
3団体は、改めて県からの回答を求めたいとしています。













