南海トラフ巨大地震の発生に備えます。
道路や河川を管理する中国5県の事務所などが、迅速な復旧に向けて情報を円滑に共有するための訓練を行いました。
訓練は南海トラフ巨大地震が発生し、瀬戸内海沿岸に津波警報が出された想定です。
国土交通省中国地方整備局と中国5県の事務所などが各地で参加し、山口河川国道事務所では、職員が、堤防や道路の被害状況の確認などに取りかかりました。
津波警報の発表中は沿岸部など危険な場所には近づけないため、山口県内の国道や佐波川などおよそ300か所に設置されたカメラの映像などをもとに被害を把握して警報解除後の復旧に備えます。
人や資機材を広域で調整するため、本部に報告する流れも確認しました。
山口河川国道事務所 光井伸典 副所長
「日ごろから資機材などの準備・把握、関係機関への連携、こういうものに準備を万全にしたいと思っております」
南海トラフ巨大地震では特に四国地方で甚大な被害が想定されていることから、中国地方から応援に行く手順も確認しました。













