スタートアップ企業を育て地域ビジネスを生み出そうと西京銀行が設立したファンドの新しい投資先を決める会議が6日、山口県周南市でありました。
「西京イノベーションファンド」は西京銀行が今年3月に設立したものです。スタートアップ企業を支援、育成することで地域経済の活性化を目指しています。地元企業を中心にした9社が総額3億円を出資し、これまでに3社に投資しています。
会議では新たな投資先の候補になった宇部市の「ADDVEMO(アドビーモ)」の担当者が、事業内容を説明しました。「ADDVEMO」ではヒト細胞を使った独自開発のキットで、脳疾患患者の治療に使う薬などを開発しています。
出資企業の意見を踏まえて、今週中に投資するかどうかを決めるということです。
西京銀行ではファンドを通して山口県に貢献できる企業を応援していきたいとしています。