川の魅力を知ってもらおうと山口市で14日、「ふしの川漁協まつり」が開かれました。

椹野川漁協の恒例行事で、今年で35回目を迎えました。

呼び物は「アユのつかみ取り大会」です。約3000匹のアユが用意され、小学生の部や大人の部などに分かれて約1000人が参加しました。

福岡県から参加の小学3年生
「こんなに取れるとは思わなかった。取れたことが楽しかった」

福岡県から参加の小学1年生
「いっぱい捕まえられていいと思った。つかむところ(が楽しかった)」

防府市から参加の小学3年生
「いっぱい取れたからよかった」

会場では県と椹野川漁協が共同で育てている「ほろ酔いあゆ」も販売されました。「ほろ酔いあゆ」は酒かすを混ぜた餌で育てられていて、臭みが少なく、甘み成分が多いということです。

椹野川漁業協同組合 西本孝英代表理事組合長
「イベントを通して、椹野川の自然環境に興味を持っていただいて、川を守るということにつながればこの上ない喜びだと思います」

祭りには約2000人が訪れたということです。