新聞紙などをリサイクルして作られる断熱材、セルロースファイバーの普及を進めてきた、JCA日本セルロースファイバー断熱施工協会が25周年を迎え、記念総会がありました。
協会はセルロースファイバーの普及を進めていこうと、建材会社や土木会社など27社が集まり、2000年に設立されました。
セルロースファイバーは、新聞紙などの古紙をリサイクルして作られた断熱材です。高い断熱性能に加えて、吸放湿性、防音性、防火性などの機能も持ち合わせています。総会では、今後も協力しあって普及活動をしていくことなどが確認されました。
日本セルロースファイバー断熱施工協会・安成信次会長:「脱炭素の時代に必要な断熱材ということが認められ始めましたので、もっと多くの人に知っていただこうという気持ちですね」
今後もカーボンニュートラル社会の実現や省エネ義務化などの課題に取り組んでいくということです。