山口県柳井市の夏の風物詩「柳井金魚ちょうちん祭り」があり、まちが熱気に包まれました。

まちに響き渡る「らっせーら」のかけ声。
柳井市の夏の風物詩「柳井金魚ちょうちん祭り」。


祭りの目玉は、地元企業などが手作りした10基の「金魚ねぶた」です。
かけ声とともにぐるぐると回って「爆走」すると観客からも歓声が上がり、まちが熱気に包まれました。


金魚ねぶたの担ぎ手
「(重たいです。すごい重たいです。いっぱい人が集まって、いいことだなと思います」

兵庫から帰省中
「音が大きくて、(担ぎ手は)すごい大変そうだなと思った」
「やっぱりコロナ明けて人が戻ってきて、すごいにぎやかで子どもたちも楽しいんじゃないかなと思って」

広島から帰省中
「あー帰ってきたなと思って。なんか金魚がちょうど風に吹かれて涼しげだと思ってほっとしました」


日が落ちてくると、まちなかに飾られたおよそ2500個の金魚ちょうちんに明かりがともり、幻想的な風景が広がりました。

祭りは今年で33回目。
今年から電球をLEDに変更するなど、伝統を守りながら進化を続けています。

金魚ねぶたに金魚ちょうちん、まちじゅう金魚だらけの熱い1日となったきのうはおよそ8万6千人が訪れました。

金魚ちょうちんの点灯は、9月1日まで行われます。