生活保護の受給に関わる書類を偽造し、現金37万円あまりをだまし取った疑いで逮捕されていた元宇部市職員の男が詐欺などの罪で起訴されました。

有印私文書偽造、同行使、詐欺の罪で起訴されたのは、宇部市元職員の男(26)です。

起訴状によると被告は、市生活支援課の係員として業務にあたっていた去年5月から8月の間、4回にわたって、生活保護の支給に関する書類に受給資格がなくなった人の名前などを記入して書類を偽造し、生活保護費37万円あまりをだましとったとされます。

被告は逮捕時、「はじめの2回分は手続きミスで、だまし取るつもりはなかった」と一部、容疑を否認していましたが、山口地検は捜査に支障が出るとして、認否を明らかにしていません。