萩焼の魅力を広める活動も

萩焼を広める活動も、作家の大事な仕事の一つ。去年11月、萩市の県立萩美術館・浦上記念館で開かれたのは、4人の作家が自分の器でお茶を提供し、萩焼の魅力を広めるイベントです。先輩の作家も、若くして、大きな名跡を継いだ坂さんを見守ります。

萩焼作家・渋谷英一さん
「お茶の稽古のときも真面目で、毎週しっかりお稽古一緒にさせていただいています。本当に坂さんらしい、先ほど言ったように真面目で、そういう所がしっかりと出た作品だと思ってます」
萩焼作家・玉村信一さん
「まだまだ、これから自分の作品づくりっていうのはもっともっと深めていかなければならないというところで、いろんな迷いはあったんだと思うんですね。葛藤を乗り越えて、やはり坂を襲名されたということに拍手喝采を送りたいなという風に思います」
坂さん
「こちらが先ほどご紹介いただきましたけど坂の作です。こちらはいずれも渋谷英一さんの作です。こちらの茶わんとあの皿もそうです。本当に作家によって同じ萩焼でもかなり雰囲気が違うというのはちょっとご理解いただければということでいろいろ出させていただいております」
「美しい、そのひと言に尽きます…」
「とてもすばらしかった。もちろんとてもいい経験です」
萩焼作家との共同窯焚きが学びに

昨年12月に開かれた、ほかの作家と共同で窯を焚くイベント。先輩と交流し、学ぶ場にもなっています。
萩焼作家・田原崇雄さん
「落ち着いたら一服しましょうか。お抹茶持ってきたんで」

田原さん
「坂さんはちょっと頑固すぎるところがあるので、もっと周りの人を頼ってもらってもいいかなと。僕らも仲間という意識があるので、一緒に萩を盛り上げていこうという気持ちがあって、やっぱり坂窯って萩の中では1番宗家なので、みんなで応援したい気持ちがあるので」
アドバイスや応援を力に変えて
坂さん
「例えば神楽舞の方だったりとか、生まれ故郷の人たちが非常にやっぱり心配してくれたりとか、純粋に応援してくれてるのは本当にすごく感じるので。多くの人から非常に具体的な部分でアドバイスいただけたりとか、それはすごくありがたいので、そういう部分を生かしていけたらなと思います」
襲名から1年7か月、技術的にも精神的にも成長を実感しています。
坂さん
「襲名展では当然これからどんな感じですよということを示せる本当にいい機会、ありがたい機会ですから頑張りたいです。有効に使わせていただきたいなという風には思います」
再び進み始めた坂髙麗左衛門の歴史。襲名展に向けた作陶は追い込みの時期を迎えます。













