「やまがたStep!」のコーナーです。
きょうは、食べ物など支援を必要とする人に無償で食料品を届けるフードバンクの取り組みを紹介します。
SDGsの目標の2番、「飢餓をゼロに」につながっているようです。

やまがた福わたし・伊藤智英 代表理事「お子さんが冬休みに入ったりとか、クリスマスとか、年末いろいろお金のかかる時期でもありますので、支援を求める人は多いですね」

山形市を拠点に県内で活動する「一般社団法人やまがた福わたし」。
食べられるのに家庭や企業に眠っている食品を寄付してもらい、支援を求める人に無償で提供するフードバンクの活動を行っています。
先月、事務所を訪ねると、寄付された食品が積み上げられ、代表理事の伊藤智英さんらが発送作業に追われていました。
やまがた福わたし・伊藤智英 代表理事「目安としては1か月分で1人当たり、18キロというふうに心掛けています。年末ということでお餅とおそばどちらかは必ず入れるように心掛けています。お子さんにはクリスマス用のお菓子セットを12月に入ってから入れています」
この日、山形市社会福祉協議会のスタッフが「やまがた福わたし」を訪れ、支援する2世帯に渡す食品を積み込みました。
山形市社会福祉協議会・齋藤竜也さん「電気代が高くなったですとか、光熱費、灯油代がどうしても支払えないということで話を聞いたところ、まず食費は『福わたし』さんに協力してもらうから、灯油とか電気代に充てて欲しいということで話をすることもよくあります」
やまがた福わたし・伊藤智英 代表理事「コロナ禍よりも現在の物価高騰による支援依頼の方が増えていると思います。子育て世代もそうですし、年金で暮らす方々もお困りの方が多いと感じています」







