きっかけはベトナムで…2016年に立ち上がった「やまがた福わたし」

「やまがた福わたし」は代表理事の伊藤智英さんが2016年に立ち上げました。

やまがた福わたし・伊藤智英 代表理事「私がベトナム旅行に行った際に物乞いの少女と出会って、旅先では何もできなかった自分だったが自分の住んでいる山形でもし助けが必要な方がいたらその人のために何かしようと思って」
伊藤さんは子どもの貧困率が高いというニュースを見て、困っている人のためになろうと決心。
2016年から「やまがた福わたし」の活動を始めました。

活動への理解が広がり、食品の取扱量は初年度2016年度の1.1トンから2022年度は25トンにまで増えました。
今年度はおよそ300世帯1000人に食品を渡したほか、福祉施設や子ども食堂などへも支援を行っています。

食品を集める方法は、企業や個人から持ち込まれるほか、職場やイベントで食品を集めるフードドライブでの収集があります。
「やまがた福わたし」ではさらに山形市や村山地方のスーパー10店舗でフードドライブボックスの設置に協力してもらい、定期的に回収しています。

山形駅西口のスーパーでは、回収ボックスに入りきらないほどの食品が寄せられていました。
マックスバリュ山形駅西口店・石黒慶子店長「お客様ももう福わたしさんのことをみなさんご存じで、協力したいっていうお客様がたくさんいらっしゃいますので、いつもボックスに入りきらないくらい持って来ていただいて私たちも大変うれしく思っています」







