酒田市では海の安全を見守る灯台でイベントが行われ、大勢の人で賑わいました。

秋の陽だまりの中、皆さんが向かっているのは、酒田灯台。県と海上保安庁が共同で建設したもので、展望台を備える全国でも珍しい灯台です。きょうは、その役割をより知ってもらおうと、酒田海上保安部がイベントを開きました。

酒田海上保安部・富岡忠幸次長「灯台は航路標識という名前も持っています。この航路標識というのは船舶の指標となるのと同時にその海域の様々なルールを示すものです」

入口では海上保安庁の制服試着が行われ、子どもたちや、現在、酒田港に寄港しているクルーズ船・ダイヤモンドプリンセス号の客らで賑わいました。

マレーシアからの旅行者「アイラブジャパン!」「feelgoodandbehappy(気分最高!)」

こちらは地上18メートルの展望台から望む景色。訪れた人は、港町や日本海を眺め、思い思いの休日を楽しんでいました。

米沢市から「下だと全然何も見えないけど上に行くことできれいな景色がバーッてみえる」酒田市から「普段街なかで過ごしているとこういう海とかあんまり意識していないが改めてくるといい街だなって思う」

きょうも灯台は静かに海の安全を見つめます。