任期満了にともなう山形県の大石田町長選挙がきょう告示されました。
午後5時の締め切りまでに現職と新人の合わせて2人が立候補を届け出て、12年ぶりの選挙戦が決まりました。

大石田町長選挙に立候補しているのは、届け出順に、前の町長の長男で無所属の新人、庄司中さんと2期目を目指す無所属の現職、村岡藤弥さんの2人です。
2人は、けさ届け出を済ませると支援者を前に第一声を上げました。

無所属・新 庄司中さん「急激な人口減少が起こっています。このままでは町の未来は描けません。子どもたちの教育が一番重要だと思います。大石田の歴史や文化を知り郷土愛を深める子どもたちに大石田を愛してもらう誇りを持ってもらえる教育をしていきたい」
新人の庄司さんは前の大石田町長の庄司喜與太さんの長男で、吉村知事の応援を受け、子育て支援や治水対策を訴えます。

無所属・現 村岡藤弥さん「堤防の引提と大橋の架け替え。駅前から大橋まで中学校が変わったり道路が変わったり橋が変わったりグランドデザインが描けるいいタイミングなのかなと思っています。今一度この4年間でちゃんとした形を作っていきたい」
現職の村岡さんはきょうも鈴木憲和衆議院議員が激励にかけつけるなど、自民党と公明党の推薦を受け、国とのパイプを強調します。
大石田町長選挙が選挙戦になるのは2011年以来12年ぶりだということです。
大石田町の有権者数はきのう現在で5480人で、投票と開票は来月5日に行われます。







