きのう行われたプロ野球のドラフト会議で、山形中央高校の武田陸玖選手が横浜DeNAベイスターズから3位で指名を受けました。

山形中央高校・武田陸玖 選手「野球を始めたころから目標にしてきたプロ野球選手になれて1番はうれしいというのが大きい」

武田陸玖選手は天童市の出身。

投手として最速149キロ、打者としては通算本塁打31本と、投打二刀流を武器に18歳以下のワールドカップでは日本代表の優勝に貢献しました。

プロ野球のすべてのチームから調査票が届くなど注目を集め、きのう、横浜から3位指名を受けました。

山形中央の選手では、過去、最も上位の指名となります。

山形中央高校・武田陸玖 選手「今まで支えてくれた人に心から感謝したいと思った」

同じ野球部・戸村良和さん「今まで一緒に戦ってきた仲間が選ばれるのはうれしく思う」
同じ野球部・中川碧人さん「色々な人を感動させる選手になってほしい」

指名された直後、早くもサイン攻めに!?

生徒「すごいと思う。(サインは)とっておく」
生徒「宝物です、家宝です。一生追いかけます」

武田選手に横浜の印象を聞いてみると。

横浜から3位指名 山形中央高校・武田陸玖 選手
「元気でファンと選手の距離が近いファンも含めていいチームという印象」

大谷選手のようになりたいと話していた武田選手。
プロでの投打二刀流はあるのか?

山形中央高校 野球部顧問・庄司秀幸 先生
「今までパ・リーグで(大谷選手の)二刀流はあったがセ・リーグで今までにない二刀流という足跡を開拓して残してほしいと思う」

横浜から3位指名 山形中央高校・武田陸玖 選手
「(二刀流は)どっちも挑戦していきたいと思っている。誰よりも努力して日本で一番と言ってもらえるような選手になりたい」