花園への切符をかけた山形県高校ラグビーの決勝戦が、22日に迫りました。
県の頂点を目指し対戦する2校は気合十分です。

山形南高校:フォワードとバックスのバランスがとれたチーム

去年、5年ぶり3回目の花園出場を果たした山形南ラグビー部。今年はフォワードとバックスのバランスがとれたチームで、初めての連覇を目指します。

山形南ラグビー部・阿部貴洋 監督「チーム一丸となってみんなで戦うというように仕上がってきた」

声を張り上げる、3年生部員。

大学受験がある中、今年は4人がチームに残り、後輩たちを引っ張ります。

山形南ラグビー部・片山修輔 キャプテン(3年)「去年花園に出場したことをつなげられればと思って4人は残ってくれたと思う」

突破力のあるバックス、矢作健登。

3年連続出場となる今年、強い思いを口にします。

山形南ラグビー部・矢作健登選手(3年)「小学校のころから自分の代で花園に出ると決めていた。今年は問答無用で残ると決めていた。絶対に花園に出てやるという気持ち」

さらにスクラムの要・高崎佑斗や、運動量に優れた菅原大晴が後輩たちを引っ張ります。

山形南ラグビー部・高崎佑斗選手(3年)「オフロード(タックルされながらのパス)やフィジカル(体格)を生かしたプレーで山形中央を圧倒したい」

山形南ラグビー部・菅原大晴選手(3年)「タテへの突破が得意。本番でも見ていて楽しいラグビーができたら」

遠征などで移動するバスの中でも勉強しているという3年生。

後輩たちと泥まみれになり夢の連覇を目指します。

山形南ラグビー部・阿部貴洋監督「楽しんでプレーしてほしい。それができれば必ず結果につながる」

山形南ラグビー部・片山修輔主将(3年)「トライを取り合うシーンが多くなり接戦になると思う。最後は南高特有の粘り強さを見せて勝ちたい」