21日から秋の交通安全県民運動が始まったのに合わせ、山形市で出発式が行われました。

日没が早まり、夕暮れ時の事故が起きやすくなるこの時期、県内では毎年、「秋の交通安全県民運動」が行われています。
このうち、山形市役所で行われた出発式には、交通安全推進協議会や市内の児童などおよそ100人が参加しました。


警察によりますと、県内で今年に入り20日までに起きた人身事故は1945件。去年の同じ時期に比べ158人少なくなっていますが、死者は13人多い28人と重大事故が多くなっています。また、死者の半数は高齢者です。
21日の出発式では、今年は飲酒運転の摘発が多くなっていることから、その撲滅のほか、特に帰宅時間帯の事故防止を強化していくことが呼びかけられました。
村山総合支庁・樫村昭彦防災安全専門員「早めのライト点灯、歩行者の方々には夜光反射材を身に付けていただいて車に自分の存在をアピールしていただければ」
秋の交通安全県民運動は、今月30日までで、期間中、街頭で呼びかけなどが行われるということです。







