学生が中心となって創り上げる作品展が21日、山形市で始まりました。
やまぎん県民ホールで始まったグランドウェア2023。
芸術学部美術科テキスタイルコース3年・柏葉歩未さん「会場の隅々まで回り巡りたくなるような魅力が詰まった展示会になっている」

目に飛び込んできたのは、ラ・フランスの形をした案内サイン。

漆塗りの万華鏡は、中を覗くと、きらきらと光る美しい模様。

グランドウェアは、作品作りに欠かせない道具が、街なかに飛び出すという意味の造語。東北芸術工科大学の学生たちが中心となって準備を進めてきました。

報告・矢野秀樹「普段はコンサートや演劇を行うホール。まるでステージのような背景の前でお鷹ぽっぽが躍動しちゃうんです」
会場には、工芸や染物などを学ぶ学生の力作34点が展示されています。

美術科工芸コース陶芸専攻3年・奥山優華さん「外から写真をとったり触ることも出来るので土(陶器)の手触りやなんだろうこれって触って色んな楽しみ方をしてもらえたら」
作品は自由に見学できるほか、今度の週末は作品の解説ツアーなども予定されています。
東北芸術工科大学・中山ダイスケ学長「アートはもっと街の人に触れてほしいし、デザインはもっと活用してほしい。これからもこういう繋がりを作っていければ」
この作品展は来月2日まで開催され、その後、県内を巡回する予定だということです。








