学校の決まりについて自分たちで考えてもらおうと、山形県東根市の中学校でユニークな取り組みが行われています。

いつも通りの様子で登校する生徒たち。
一つだけ違うのは…服装です。

先生「決まりが何で必要なのか考えるきっかけになれば良い」

東根市立第一中学校で15日に行われた「私服デー」。
普段は「制服で登校すること」が「きまり」ですが…。

私服派「私服の方が動きやすいので私服で良いかな」

私服派「みんなの個性が出る。自由な方が好きかも」

制服派「(私服だと)選ぶのが面倒くさい」

中には、ジャージ派の生徒も。

ジャージ派「僕はジャージでがんばって運動していることをアピールしたい」

生徒たちは、自分なりに考えてこの日の服装を決めたようです。

東根市立第一中学校・伊藤裕 校長「決まりがあるから守るのではなく、なぜ決まりがあるのか振り返る機会になれば一番いいと思う」

制服のままか、私服か、それとも、自由か。

東根市立第一中学校では、生徒の感想をまとめ、今後登校時の服装ルールを検討するということです。