去年1年間に警察が認知した山形県内のストーカー事案の件数が、前の年のおよそ1.5倍になっていることがわかりました。
山形県警察本部のまとめでは、去年1年間に110番通報や相談で認知したストーカー事案の件数は、前の年のおよそ1.5倍の172件となっています。

このうち、ストーカー規制法違反で検挙されたのは7件で、住居侵入や暴行・傷害など、ほかの法令違反での検挙は13件となっています。また、警告が4件、禁止命令などは17件です。

被害者の性別は、男性が19人、女性が153人となっていて、年代別では20代が66人と最も多く30代が35人、40代が33人などとなっています。

具体的な行為は、つきまとい、待ち伏せなどが最も多く、次いで、面会や交際の要求、無言電話などが続きます。

被害者とストーカー行為をした人との関係性は交際相手が71件と最も多く、面識がないケースも14件ありました。

警察では、ストーカー事案は軽微なところから突然エスカレートするのが特徴だとして、1人で悩まず、深刻になる前に相談してほしいとしています。







