■ことの始まりは「携帯の未納料金」

事件の始まりは6月下旬、女性の自宅の固定電話にかかってきた「NTT」を名乗る自動音声の電話でした。案内に従って番号を押すと、NTT職員を名乗る男から「携帯電話の未納料金があるので、警察につなぐ」と言われ、電話が転送されました。

続いて電話に出たのは、「鹿児島県警察緊急指令センターのアダチ」を名乗る男でした。

男は「あなたの口座はヤクザが使っているものだとわかった」「あなたが事件に関与しているか捜査する」と一方的に告げたといいます。

さらに、通信アプリ「Signal」でのビデオ通話に誘導し、警察官の制服のようなものを着た姿を見せて女性を信用させました。