ことしは卯(うさぎ)年。山形県鶴岡市の小学5年生の男の子が、ある"ウサギ"をテーマに研究した展示会がきょう始まりました。

報告・吉川明穂
「鶴岡市の小学生が研究したのは、朝日町の『桃色ウサヒ』なんです!」

山形県朝日町の創遊館ではじまった展示会。

これを開いたのは、なんと!

鶴岡市立朝暘第三小学校5年の上野龍明くん(うえの りゅうめい)です。

上野龍明くん
「去年ウサヒに会って、他のキャラクターはPRを真面目にちゃんとしているのにウサヒだけ座っていたり、ゴロゴロしていて、なんだこれ?と思って、ウサヒを自由研究で取り上げました」

龍明くんは、この研究をするために鶴岡市から朝日町まで10回以上も通ったそうです。

この研究は、鶴岡市の社会科研究物展で最高賞を受賞していて、全61ページにまとめられています。

龍明くんは、実際に、ウサヒの活動に同行し、ウサヒや町の関係者にインタビューをして地域の活性化についてなどを研究したそうです。

上野龍明くん
(Qいろんな人にインタビューしたんだね)
「朝日町の人たちを元気にするのが目的で、(ウサヒは)ゴロゴロしていたりするけど、とても考えをもって、活動しているのが分かりました」

この「ぼくのウサヒ研究展」は、来月5日まで開かれています。

上野龍明くん
「(ウサヒは)町内外の人たちを幸せにしたいと思っていて、
 ウサヒってすごいなと思っていただけたらすごいありがたいです」