今月8日に山形県鶴岡市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザについて、県は、周辺の養鶏場で行った検査で陰性が確認されたことから、肉や卵などの搬出制限を解除したと発表しました。
これは、今月8日に山形県鶴岡市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認されたものです。
県では、ウイルスのまん延を防ぐため、関連する養鶏場も含めたおよそ6万8000羽のニワトリの殺処分や、養鶏場の消毒などの「防疫措置」を12日までに終えています。このほか、発生場所の周辺の養鶏場に対し肉や卵の移動や区域外への持ち出しを制限していました。
こうした中、27日、発生場所の半径3キロ以内にある養鶏場1つで行った複数の検査で陰性が確認され、半径3キロから10キロ区域にある9つの養鶏場の搬出制限が解除されました。