■出没件数は前年度の同時期の2倍以上...

今年度、4月1日以降で山形市で確認されたクマの出没件数はおとといまでで131件で、前年度の同じ時期と比べて2倍以上になっています。

また、県全体では今年1月1日以降で確認されたクマの目撃件数が今月7日時点で933件と去年の同じ時期のおよそ3倍になっています。

今年の秋は、クマの主な食料となるブナが大凶作になる見込みで、これからの季節も人里にクマが降りてくる可能性が高いとする専門家もおり、依然として注意が必要です。

県は、県民ができる対応として目撃された場所では夜間や早朝の外出を控えること、クマのエサとなる生ごみを家の周囲に置かないことなどを呼びかけているほか、クマを見つけた際は、すぐに市町村や警察に通報してほしいとしています。