県内の高校は学園祭や文化祭のシーズンですが、米沢市の九里学園高校では30日、県内の高校では初めてとなる「キャッシュレス決済」を導入した学園祭が開かれました。


これまでの学園祭は、飲食や物品の販売が主に現金や金券での支払いが主流となっていましたが、「キャッシュレス決済」にすることにより、会計処理や集計作業の効率化を図ることができます。


こうした利便性や金融教育の一環として米沢市の九里学園高校は今年から、飲食ブースなど6店舗で「auPAY」を導入。キャッシュレスと現金のどちらにも対応できる学園祭としました。

一般公開のきょう、会場の飲食ブースには長蛇の列ができていましたが、スマートフォンでQRコードを読み込むだけの「キャッシュレス決済」は大活躍のようでした。


生徒は「現金持たなくていいんでスマホ一つだけで決済できるのでいいと思う。」


コスプレをしている生徒は「かっこいいキャラのコスプレをしたいなと思いまして、ジョジョの奇妙な冒険のアバッキオをやりたいなと思ってやりました。会計の係ではないのでわからないが(キャッシュレスは)便利になると思う」


「九里祭」実行委員長・高橋星那さん「学校なので学びの一環としてキャッシュレス決済を取り入れた。最初お釣りをどうするかという問題が出てたが、キャッシュレスにすることによってお釣りも出なくなる。かざすだけで決済できるのがいいところ」