タクシーの新たな配車アプリの運用がきょうから始まりました。

県内の事業者6社が参加していて、安定運行による利便性の向上に期待がもたれています。

きょうから利用できるようになった「きてけろTaxi」はタクシーの配⾞システムを提供する企業と県内のタクシーの事業者6社が連携し提供するアプリです。

県内のタクシー事業者ではドライバーの高齢化や不足が問題となっていて、これまで客からの予約に対応できず客が複数の会社に電話しなければならないケースがありました。

新たなアプリでは事業者同士がタクシーの不足分を補うことができるため、客はこれまでよりもスムーズに予約が取れるようになるということです。

このアプリの導入は全国で3例目になるということです。

電脳交通 近藤洋祐 社長「今回こういった「きてけろTaxi」という新しいサービスが誕生したことで、テクノロジーをうまく活用して、タクシー利用者の利便性が今後もっと豊かになっていけばいいなと願っています」

「きてけろTaxi」は現在山形市、天童市、上山市で利用でき、関係者は今後、エリアを拡大していきたいとしています。