全国的にクマによる人的被害が相次いでいます。おととい夜、山形県戸沢村では、夏祭り帰りの男性が住宅街でクマに襲われました。
この男性に話を伺うと、まさに危機一髪と言える出来事だったことがわかりました。
「自分は大丈夫」ではなく「クマはすぐ近くにいるのかもしれない」そういう気持ちでいた方がいいのかもしれません。
※以下、8月11日放送内容
10日夜、山形県戸沢村の住宅街で男性がクマに襲われ、頭や顔などにケガをしました。
クマに襲われた男性が当時の状況を話してくれました。
クマに襲われた 和田史郎さん「1メートル半ぐらい手前に来たらクマだというのが分かりまして」

こう語るのは、きのうクマに襲われケガをした和田史郎さんです。体には、クマに襲われた際のキズが生々しく残っていました。

警察などによりますと、和田さんはきのう(10日)、地区の夏祭りから帰る途中の午後9時半ごろ、体長およそ1.5メートルのクマと遭遇し、頭や左の頬などをひっかかれました。

現場は戸沢村役場から西におよそ200メートルの住宅街にある街灯のない路上でした。
