2022年8月の大雨で崩落した飯豊町の大巻橋の架け替え工事が完了したことを受け、おとといから通行が開始されています。
現地では、川の流れを変える工事も進められていて来年、一帯の工事が完了するということです。

飯豊町小白川の県道10号上にある大巻橋は、2022年8月3日の大雨で崩落しました。
その年の10月から新たな大巻橋の設置工事が始まり、先月28日に橋が完成。おととい通行が開始されました。


新たな大巻橋は、以前の崩れた橋から南西に数百メートル移動した場所にあります。

現地では大きく蛇行している川を直線的にし、水の流れをスムーズにするほか、川幅を広げることで川の氾濫を防ぐ工事が進められていて、橋は新たに作られた川の上に架けられています。

西置賜道路計画課 鏡雅彦 技術主幹「県としまして、激甚化、頻発化する気象災害に強い県土づくりを目指してこれらの事業を進めているところです。こういったところの最初の第一歩になっておりますので大変うれしく思っております」
現在水が流れている川は今後埋め立てられ、今年11月に川の切り替えが行われます。仮橋は来年撤去されるということです。
