山形新幹線のE8系車両がトラブルで見合わせていた単独運転をきょうから順次再開しています。
臨時便については減便があるものの、あすからは通常ダイヤでの運転となります。
大塚美咲アナウンサー「およそ1か月半ぶりに単独運行を再開した山形新幹線(E8系)が今、駅のホームに到着しました」

山形新幹線の新型車両E8系は試運転をしていた車両の補助電源装置が故障し、6月17日から単独運転を取りやめていました。

JR東日本によりますと、電力を供給する装置にある半導体と基盤の組み合わせが不具合を引き起こしていたとみられるということです。
JRは故障した車両と製造時期が異なる部品を使った6編成には問題がないとしてきょうから順次単独運転を再開させました。

山形駅では通常ダイヤの再開に安堵の声が聞かれました。
利用者「来週、実家に帰省すのに(山形新幹線を)乗るので助かります。(運休していた時は)予約が取れなかったのでハラハラしていたんですけど、良かったです」

利用者「再開しなかったら困ったなと思っていたところ、再開したので助かりました」

利用者「非常に楽だと思いますね。おととい東京に行ったので、その時は福島で乗り換えたので、その時は手間がかかった」

今後の運転は、未だ動かせない車両があることからお盆期間中は(今月8日から17日まで)臨時便131本のうち73本が運休となります。
JRでは在来線(奥羽本線と仙山線)の車両数を増やすなどの対応を取るということです。
今月18日以降の運転計画については、4日ごろに発表するとしています。
