玩具として出回っている中国製の拳銃に本物の銃と同じような機能があり、弾丸を発射できることがわかったとして、きょう徳島県警が1種類の拳銃の回収を呼びかけました。17日の長野県警に続いての対応です。

JNNの取材では、去年12月以降、徳島県内の商業施設で景品として流通していたということです。この銃はプラスチック製で、仮に本物の弾丸を発射した場合、危険が生じる可能性があります。

回収期間は今年の12月31日までに設定し、それ以降に所持していた場合は検挙するということです。

この問題に絡み、警察庁が所持することを違法だと呼びかけている「玩具」などとして販売されている銃が複数あることがわかりました。対象の銃が山形県内に流通している可能性も当然否定できず、確認が必要です。

警察庁によりますと、長野県・徳島県のものをのぞき、違法だと呼びかけられている銃は16種類です。

玩具と称する銃の違法のポイントは・・・銃身と弾倉が貫通していて、弾丸の装てんができること、弾丸の一部を叩くことができる「撃針」と呼ばれる場所があることだとしています。(参考画像:警察庁)