山形県鶴岡市の高校生が、このほど(12日)庄内の伝統工芸品「槇島(まぎしま)ほうき」の制作に取り組みました。
生徒たち、なんと、材料から作ります。
このほど、鶴岡市の羽黒高校の生徒たちが製作をに携わるのは庄内町の伝統工芸品「槇島ほうき」です。


槇島ほうきとは庄内町槇島地区で200年以上作り続けられているほうきで庄内町の伝統工芸となっています。

特徴は原料となるほうききびの栽培から乾燥、脱穀、製作までを全て手作業で行う事。
羽黒高校では槇島ほうきを一から製作することで生徒たちに伝統工芸に愛着と誇りを持ってもらおうと、今年初めて製作に取り組みます。
この日は製作の第1弾として、高校に隣接する田んぼに槇島ほうきの原材料となる、ほうききびの苗の植え付けを行いました。

生徒「歴史のある槇島ほうきを自分たちが学べて、歴史のある事が一番すごいと思った。大きく育って欲しい」

生徒「高校から羽黒高校の鶴岡に来たが、高校3年間で鶴岡に地域の伝統をいっぱい知れてよかったです。1から作るので出来上がったら、一生大切にしたいと思いながら植えました」

きょう植えられた苗は8月下旬に収穫され、乾燥させたあと10月にほうきづくりに挑戦するということです。